佐藤正明の40年

池田20世紀美術館

2007年6月28日(木)~10月2日(火)
―夢はかなう―佐藤正明の40年 ニューヨークを描く画家

Jasper Johnsや、Andy Warhol と展覧会をしたい
一人の青年が夢をかなえるため日本を出て40年
彼のアートに世界の注目が集まる

 会場・(財)池田20世紀美術館 〒414-0052 伊東市十足614 0557-45-2211
 時間・10:00~17:00(入館は 16:30 まで)
 7月、8月 無休、9月は水曜日休館
 入館料・一般900円、高校生700円、中・小学生500円

後援・アメリカ合衆国大使館 伊東市 伊東市教育委員会 伊豆新聞社 山梨日日新聞 山梨放送

ジャスパー・ジョーンズ(ウィキペディア)、アンディー・ウォーホル(ウィキペディア)
アンディ・ウォーホル/スーパースター The Life and Times of Andy Warhol 美術評論家鷹見明彦氏の映画評ですが、DVDがコロムビアミュージックエンタテインメントから販売されている

 40年前、“ウォホールやジョーンズと一緒に展覧会をしたい”という夢を抱いて日本を後にした青年が、その夢を実現し、さらに国際的に評価の高いアーティストとなって個展を開催することになりました。多民族が交錯するニューヨークに住みニューヨークを描きつづける画家佐藤正明氏です。

 佐藤は、異国の街で感じた“不安感”を、多くの「穴」で構成された“地下鉄”を描くことによって表現し、続くシリーズでは、さまざまな言語の新聞や雑誌を売る“ニューススタンド”に大都市のエネルギーを凝縮させた作品で人気を博し、大きな成功を収めています。

 特にニューヨーク的であると評価の高い地下鉄のシリーズは、1976年、ニューヨークタイムズの美術欄を大きく飾り、彼の名前を世に送り出すきっかけとなりました。さらに、マンハッタンの有名画廊OKハリス契約作家となり、同画廊で隔年開催の個展も10回を超えています。そして、この画廊こそが、ウォホールを発掘した敏腕画商アイヴァン・カープ氏の手によるものなのです。

 アメリカ現代美術の中心地で認められ、世界が認めるアーティストとなった佐藤のドラマチックな成功物語、信念を持って向かえば“夢はかなう”というその魅力的な生き方を、存分に味わっていただきたいと思います。

【リーフレット二面(下図のテキスト部)からの転載です、リンク設定のために】
佐藤正明の40年
佐藤正明の40年