Koo-fu 物語
◇ 建設中の山梨県防災新館の1階に開設される やまなしジュエリーミュージアム について情報を整理してみました。 2012.07.24
山梨県水晶宝飾連合会は11月30日をもって解散し、その事業は新組合が継承とのことです。
テーマ 「ものや世界を考えさせてくれるジュエリー」
日 時 平成24年8月10日(金) 午後1時30分~3時
場 所 山梨県立宝石美術専門学校(甲府市丸の内一丁目16-20ココリ7階)
講 師 水野 孝彦 氏 (学校法人水野学園理事長、ヒコ・みづのジュエリーカレッジ前校長)
ジュエリーには色々な種類やタイプがあります。一般的には、人生の記念になるもの、身に着けて楽しいもの、自身の富や地位を示したいもの、自分を表現するものなどです。
今回は、私たちに人生や世界の見方、ものを考えさせてくれるジュエリーについて、専門学校ヒコ・みづのジュエリーカレッジ前校長、現在、学校法人水野学園理事長水野孝彦氏を講師にお迎えし、お話を伺います。
Koo-fuコレクション2012 間もなく発表(2011/10/31)―「Koo-fuコレクション2012」のサンプル商品が完成。今後販促物などを製作し、2012年1月11日、東京ビックサイトで行われる「IJT2012」にて、発表会を行います。一般消費者の方には、2月中旬頃から手に取ってご覧頂けます。 こちらのHPには2012年1月11日以降「Koo-fuコレクション2012」をアップいたします。
具体的には甲府市議会議事録検索から、「平成23年12月定例会」-「4 2011.12.12 平成23年12月定例会(第4号)本文」を開きます。このセッションで「3 ◯山中和男君」、なすわち甲府市議会新政クラブの山中和男議員の市政一般質問で「北部地域の体験型観光資源」として取り上げられています。
2011年10月29日(土)~30日(日)、甲府ジェムマーケット公式ホームページ
会場・かいてらす 甲府市東光寺3-13-25 TEL : 055-237-1641
主催・ジェムストーンクラブ : 代表者小松ダイヤモンド工業所のブログ
ブログ記事 2011.10.08 第1回甲府ジェムマーケットが開催されます
ジュエリー講習会 開催のご案内
講師 :
川崎 猛氏 [白眉宝飾工芸(株)代表取締役, 日本ジュエリー協会(JJA)常任理事]
南部 純一氏 [(株)QVCジャパン法務部門 プロダクトコンプライアンス課マネージャー]
上村 逍氏 [フリーランス・ジュエリーコーディネーター(JJA-JC1級)]
※JR新宿駅、JR東京駅、JR名古屋駅、JR新大阪駅、JR甲府駅から会場まで無料シャトルバス運行。
【招待状事前登録】 招待状は、3月初旬に発送の予定です。
※甲府ジュエリーフェアは、宝飾業界関係者対象のトレードフェアです。
※一般消費者の方のご入場は一切できませんのでご了承願います。
4月7日(木)~8日(金)開催予定でしたが、東日本大震災により会期が変更されました。
また、信玄公まつりの中止に伴い一般向けのジュエリーイベントも中止されました。
通路の壁際には甲府宝飾産業の歴史がパネル写真などで展示されています。
新春向けの新作が並んだ。ルビーやサファイアなどの需要が伸びていることを受け、色鮮やかな素材、商材が目立った。インタリオ(沈み彫り)を施した水晶など各社が研磨技術を駆使した新作が展示され、県内外から訪れたメーカーやデザイナーらが担当者らの説明に熱心に聞き入っていた。
(2010.11.17 山梨日日新聞記事 「ルビー、サファイアに人気 甲府でジュエリー素材見本市」から引用編集)
会場・山梨県工業技術センター高度棟2階、共同研究エリア2・3
講師・株式会社オーラム企画 代表取締役 本多忠賴氏 (関連・時計美術宝飾新聞)
対象・研磨宝飾業界関係者(異業種で興味のある方の参加も可)
「Yプロジェクト」に参加するデザイナーや職人さん達はChigo(チーゴ)の津田千穂さんと定期的に話し合いながらデザインを決め、イヤリングやネックレス、ピアスなどを制作する、との事です。
7月10日の山梨日日新聞で「クーフー新作紹介 甲府・山交百貨店」との記事が掲載されていました。
会場は甲府駅南口にある山交百貨店1階の直営アンテナショップ
補助事業者名 : 甲府商工会議所 都道府県 : 山梨県甲府市 事業計画名 : ジュエリー産地山梨・産地ブランド「Koo-fu(クーフー)」の国内および海外の販路ルート確立事業
(2010年6月18日 読売新聞山梨版)
山梨県観光部の観光企画・ブランド推進課が「ジュエリーツーリズム」試行との報道がありました(読売新聞山梨版 2010年4月7日)
JTBや近畿日本ツーリスト、日本旅行など大手旅行会社を中心に24社、30人を甲府市に招き、4月8日は「第39回甲府ジュエリーフェア」や「かいてらす」の見学、9日は舞鶴城公園やワイナリー「サドヤ」を巡るほか、宝飾業「石友」の工房や、「クラウン宝飾」の展示場を見てもらい、県と旅行会社との間で意見交換会を開くとのことです。
以下のイベントがアイメッセ山梨で開催されます。主管・協同組合山梨県ジュエリー協会
◇ 第39回甲府ジュエリーフェア 開催 「美の挑戦 -Made in 甲府の新作2000型-」 2010年4月8日(木)~4月9日(金)、※宝飾業界関係者対象のトレードフェアで一般消費者の方のご入場はできません
◇ 信玄公祭り「輝きの祭典」大宝飾展 開催 2010年4月10日(土)、一般消費者対象のイベントです。
2010年01月25日、「Koo-fuコレクション2010」(第3回発表会)が東京青山のセランで開催されました。
『世界的イノベーションを生み出した研磨・微細加工技術と山梨県の歴史的因縁は実に深い』とお書きになっておられますが、「ナノテクノロジー」という概念、言葉が山梨大学工学部の先生によるものだったとは初めて知りました。『山梨の研磨技術は後世に守り伝えていくべき豊かな地域資源である』という結論されてNPO法人山梨水晶会議にも言及されています。(私はブログ記事、2009.04.01 NPO「山梨水晶会議」を書いています)
しかし「山梨産」や「甲府産」としてブランドがアピールされる状況に無かったことから、研磨や加工の高い技術力やデザイン性をアピールして地域ブランドを確立する目的で Koo-fu(クーフー)プロジェクトが2005年から始まっていて2007年6月に中小企業庁の「JAPANブランド確立支援事業」に採択され、深澤直人さんがデザイン室長に就任されて本格的に始動しました。
Koo-fuブランドは、重点素材として従来の純度95%のプラチナ「Pt950」に、ニッケル不使用のホワイトゴールドを加える、貴金属に凹形の彫りを施す「インタリオ」技術による製品も開発する、と報じられています。
Pt950について『新世紀のプラチナ』と(株)オールアバウトのページは書いています。K18WG、インタリオについても写真付きで紹介されています。
プロジェクトの参加会社は県内の約200社とのことです。ちなみに Koo-fu の名称は「甲府」からだと読んだ記憶がありますがソースが確認できません。招待状事前登録のページ(2日間は業者限定です)
第22回ミス宝石コンテスト 出場者大募集!
応募締切 平成21(2009)年2月25日(水) 消印有効
第1次審査 書類選考→審査の結果は郵便にて3月6日までに発送致します。
第2次審査 3月15日(日) 面接審査 会場:リバース和戸
最終審査 4月11日(土)
ステージ審査(カジュアルウェア審査、フォーマルウェア審査)
会場・アイメッセ山梨(輝きの祭典大宝飾展会場) ミス宝石コンテスト特設ステージ
4月11日(土)は一般消費者も当日受付だけで入場できます、ジュエリーフェアの展示はそのまま残されています。
これについては、日本経済新聞甲信越版の2009年03月10日記事、「宝飾産地、山梨県ジュエリー協会がコンテスト結果発表」がありました。
◇ 2009年03月16日、山梨県立宝石美術専門学校「2009卒業発表展」について、「金型職人の独り言」さんの記事があります。-山梨県立宝石美術専門学校ホームページ 3月14日~17日の開催でした
山梨県水晶宝飾連合会(水宝連)は23日、独自ブランド「Koo―fu(クーフー)」の2009年コレクション(基幹)商品の発表会を東京都内で開いた。今年は販売拡大のため、シンプルなデザインを重視。買いやすさを考え、ディフュージョン(廉価版)商品もそろえた。3月に国内外で消費者やバイヤーに披露し、4月から本格的に販売する。
09年のテーマは「ナチュラル・グレース(自然で繊細な優美)」。山梨の豊かな自然と高度な加工技術の蓄積が支える「宝飾品の本来あるべき姿」の意味を込めた。
県内宝飾企業19社の担当者が著名工業デザイナー、深沢直人氏の指導を受け、27点のコレクション商品を製作した。消費者への分かりやすさに配慮し、結婚関連(7点)、女性向け(19点)、男性向け(1点)の3分野に分けた。
23日の発表会にはマスコミや小売店関係者など約200人が出席した。消費者向けには3月18―31日に東京都内で、4月11日にはアイメッセ山梨(甲府市)で披露する。3月4―8日に香港の国際宝飾展に出展し、海外バイヤーに発表する。
◇ 甲府市宝の宝石研磨業「小松ダイヤモンド工業所」の社長小松一仁さんの作品が「Gemmys(ジェミーズ)2009」宝石カット部門1位(読売新聞山梨版 2009年1月30日)
Koo-fu 仕様
山梨の産地ブランドである「Koo-fu」を名乗るためには以下の素材や技法のいずれかを取り入れることが条件です。
(1)「Pt950」(プラチナ合金、純度95%)
(2)「K18WG」(金の合金、ホワイトゴールド、ニッケル不使用)
(3)「インタリオ」(沈み彫り、宝石の裏側に彫り込みを入れる加工技術)
(4)「K18YG」(イエローゴールド)
(5)「K18PG」(ピンクゴールド)
「koo-fu 2010」からは、「K18YG イエローゴールド」や「K18PG ピンクゴールド」の金の合金が新たに開発され追加されました。(2010.01.26 読売新聞山梨版、2010.01.23 山梨日日新聞の記事より)
甲府商工会議所と県水晶宝飾連合会が進める宝石の地域ブランド「Koo-fu(クーフー)」の指輪やネックレスなどが今年から、首都圏の店頭で本格販売される見通しとなった。両団体などでつくるプロジェクト委員会が、大手宝石店や百貨店などと交渉を進めている。2009年2月23日に東京都内で2回目の発表会を開催、新作19点の「Koo-fuコレクション」(19社が1点ずつ)発表、甲府商工会議所などはこの際に首都圏での本格的な店頭販売開始を発表したい考えだ。製品は普及版として、数万円で買える指輪やネックレスも想定している。
2008年2月には初めて東京・北青山でKoo-fuコレクションの発表会を開いた。ファッション雑誌が特集を組んだが、宝飾業界が開く展示即売会などを除けば、本格的な店頭販売には至っていない。
2008年11月19日、日本経済新聞甲信越版で「Koo-fu」拡販へ廉価版投入
『プロジェクトのサポーター200社のうち、19社の担当者が工業デザイナー、深沢直人氏の監修するデザイン室に参加。2009年度の「顔」となるコレクション商品を1点ずつ開発する。売れる商品の開発を促すため用途を昨年度の5分野からブライダルと男性、女性向けファッションの3分野に絞り込んだ。
各社はディフュージョンライン(廉価版)も5品目以上作る。数万―数十万円の手ごろな価格の製品を100点以上そろえ、今年度はモデル提示だけだったコレクション商品の販売に結びつける。』
2008年10月15日~16日、東京ドーム・プリズムホールで開催された、やまなしクインテットジュエリーフェア 2008の紹介ページ・・・Koo-fu公式サイト記事もあります。
・山梨県装身具協会
・協同組合山梨県宝飾協会
・山梨県21世紀宝飾研究会
・ジュエラーズクラブセレス
・山梨県貴石クラブ
の5団体所属企業の出展によるフェア、各ページに企業紹介、ホームページへのリンクがあります。(全てリンク切れ 2009.09.25 確認)
2008年07月29日、山梨日日新聞で『クーフー新地金WGを開発 より白く、加工しやすく改良』という記事がありました。
山梨県水晶宝飾連合会は「Koo-fu K18WG」を2008年1月に発表しているが、硬度などの点で加工が難しかった。新地金は金とパラジウム、ロジウムの合金。延展性を持ちながらも十分な硬度があり、石留めなどの加工がしやすい特徴がある。また、高い反射率を持ちメッキなどに使われるロジウムの特性を生かして、メッキを施さなくても白い輝きを実現。含有金属がすべて酸化しにくい素材であるため、より変色しにくくなった。新地金は水宝連と契約した大手地金商5社を通して、同プロジェクト登録メーカーに販売する。水宝連の井上善展会長は「市場で流通している18金WGの多くは、貴金属でない銅や亜鉛、金属アレルギーの原因になるニッケルなどを含む。構成元素すべてが貴金属の18金WGは世界的にも希少なのでPRしていきたい」と話している。
2008年2月25日の「Koo-fu」新作コレクション発表会については「金型職人の独り言」ブログに2008年2月26日「Koo-fu お披露目の記事」があります。ブログオーナーは「山梨県甲府市で貴金属、ジュエリーの金型を製作しています」とおっしゃるご専門の方ですから注目ブログです。
「エキサイトイズム」の2008年2月27日 深澤直人によるジュエリー「Koo-fu」プロジェクト記事にはこの時発表された作品の写真が掲載されています。
日本商工会議所のサイトに『25日にジュエリーブランド「Koo-fu」プレス発表会(甲府商工会議所)』(2008.2.15)が残っています。
Koo-fu 始動
山梨県水晶宝飾連合会(水宝連)と甲府商工会議所が共同で進める宝飾品の産地ブランド育成事業「Koo-fu(クーフー)」が本格始動する。甲府市出身の著名デザイナー、深沢直人氏が監修しモデル商品を製作する。今月末に情報窓口となる「Web事務局」のサイトを開き、年末には大規模な発表会を催すなど、消費者向けの情報発信も始める。
深沢氏はボタン部分が市松模様になった携帯電話、ニューヨーク近代美術館に収蔵されたCDプレーヤーなどを手掛けた世界的デザイナー。近く正式に契約してデザイン室長に就き、8月1日に開くセミナーでコンセプトなどを示す予定だ。
秋までに数回のワークショップを開き、深沢氏の指導で会員企業の宝飾デザイナーなどがモデルとなる商品を作り上げる。「Pt950(純度95%のプラチナ)」「ニッケル不使用のホワイトゴールド」「インタリオ(沈み彫り)」の3分野で、ブライダルやアニバーサリー(記念日)といったテーマごとに製作する。
◇ 「21_21 DESIGN SIGHT」は深澤さんが直接関係しておられます
◇ 21_21 DESIGN SIGHT 第1回企画展 深澤直人ディレクション「チョコレート」 2007年4月27日~7月29日開催 東京・六本木の東京ミッドタウン
中小企業庁のサイトでは、JAPANブランド育成支援事業で広報されています。『平成19年度「JAPANブランド育成支援事業」採択案件一覧表(ブランド確立支援事業(1年目))』によると山梨県については以下の通りです。
【ジュエリー産地山梨・産地ブランド「Koo-fu」プロジェクト】
活用する地域資源 : 宝飾品
素材(産地のオリジナル地金)、技術(貴金属加工技術)に伝統技術(宝石研磨)を加え、2007年秋を目標に「Koo-fuコレクション商品」を開発するほか、商品開発力向上を目指した人材育成、消費者向けホームページ開設などの広報活動を行う。
地域が一丸となって「山梨がジュエリーの生産地であること」を国内外に知らしめると共に、商品、技術およびマーケット情報の共有化により、商品開発力、販売力をネットワーク化して、産業全体の活性化と「産地のジュエリー」としての差別化を図る。
2007年度はインターネット上に「バーチャル(仮想)デザイン室」を開設。著名クリエーターを室長に招き、加盟各社のデザイナーや技術者などが商品開発に当たる。各社の商品とは別に、ブランドの顔となるコレクションを今秋に発表。県内外の流通業者などを招き、展示会を催す。
重点素材として従来の純度95%のプラチナ「Pt950」に、ニッケル不使用のホワイトゴールドを加える。貴金属に凹形の彫りを施す「インタリオ」技術による製品も開発する。
宝飾・アクセサリー業界専門情報誌:JAPAN PRECIOUS(ジャパン・プレシャス)サイトでは、2006年03月03日記事に、山梨産地ブランド「プラチナ・フォーカス・プロジェクト」「Koo-fu」コレクションが香港インターナショナル・ジュエリーショーに出展とありました、引用させていただきます。
山梨県水晶宝飾連合会がジュエリーメーカー産地の確立を目指し展開中の「山梨産地プロジェクト」の第一弾「プラチナ・フォーカス・プロジェクト」の一環として、大手地金商5社と共同開発した「Koo-fu地金」を使った商品を3月6日~9日開催される香港インターナショナル・ジュエリーショーで発表する。
「Koo-fu地金」はプラチナ純度95%、割金にルテニウムを使用、合金の硬さはビッカース高度110以上とし、従来のプラチナ地金よりもより硬く・傷つきにくいことが特徴。
ジュエリーショーには(株)石友、(株)イノウエ、(株)エピイ、(株)グローバルコーポレーション、(株)光新宝飾、(株)甲宝商会、(有)光力、(株)五幸商会、(株)コダマ、(株)近藤宝飾、(株)サンアイインターナショナル、(株)島田貴金属店、(株)ジェムクレール、(株)中田商会、(株)ビジュード・ベルセゾン、(株)古屋、(株)明治堂が出展する。
山梨県水晶宝飾連合会サイトで2005年、「山梨産地ブランドプロジェクト」に以下の記述があります。
「山梨産地ブランドプロジェクト」は、山梨、甲府がジュエリーの集積産地であることを国内は基より、世界に知らしめることにより、メーカー産地山梨の確立を目指しています。
山梨甲府には、彫刻美術、研磨、加工、製造、流通などあらゆるジュエリー産業が集積し、伝統的に継承されてきた、日本人特有の繊細な加工技術や卓越した技法が存在しています。その高度な技術力を発揮し、世界各地のジュエリー産地との差別化を図る商品として、プラチナを選び、第1弾としてプラチナに焦点を当てた「プラチナフォーカスプロジェクト」を現在展開しています。
2006年からは、国内のプラチナもグローバルスタンダードな「Pt950」に変わってきます。これから、消費者は、純度の高いプラチナを求めるようになってきます。
そんな、変化に対応するため、「プラチナ・フォーカス・プロジェクト」では、山梨独自の地金、従来の「Pt950」よりもより硬度でキズが付きにくいプラチナ地金を使った製品の開発を目指しています。
10月1日から、オリジナルのプラチナ合金「Koo-fu地金」が発売されました。「Koo-fu地金」を使った、製品は従来の物より、純度が高く、硬くキズがつきにくく、メッキをしなくても白く輝くプラチナ製品です。
山梨の宝飾産業界
山梨県水晶宝飾連合会は11月30日をもって解散し、その事業は新組合が継承とのことです。
山梨県ジュエリー協会(松葉惇理事長)が組合員を対象に行った2006年の売上高調査によると、売上高の総額は前年を下回る783億7477万円だった。総額が前年を下回ったのは2003年以来。統計が残っている1983年以降で最も低い額となった。
海外ブランドに押されたことなどで売り上げが伸び悩んだという。同協会は「消費者の購買意欲は落ちていないので、ニーズに合った商品開発に努めたい」としている。
組合員158社を対象に昨年1年間の売上高を調査。156社が回答した。
調査結果によると、昨年の売上高総額は前年より約56億3700万円少なかった。前年に比べ売上高が減少した組合員は92社(58.9%)に上り、増加の27社(17.3%)を大きく上回った。1社当たりの平均売上高は5億240万2千円。1983年以降では、2003年の797億4674万円が最低だった。
社団法人日本ジュエリー協会のページから山梨支所があることも知りました。全国で支所は山梨だけのようです。会員検索かけると全国で942件、山梨では130件ヒットします、山梨県の協会ページでは150以上の会員がいると分かります。山梨のシェアは1/3ということになります。
平成19(2007)年3月3日-産学官連携シンポジウムの広報記事
『地場産業シリーズの総仕上げとして「宝飾産業」を取り上げ、業界の第一線で活躍する産学官の方々が、山梨県の宝飾産業の振興策について熱く語ります』
山梨大学と山梨県水晶宝飾連合会の「包括的連携に関する協定」締結
『(2007年?)8月25日甲府商工会議所において、貫井英明学長と山梨県内の宝飾4団体(協同組合山梨県ジュエリー協会、山梨県貴金属工業協同組合、山梨県宝石研磨工業協同組合、山梨県水晶美術彫刻協同組合)を統括している、山梨県水晶宝飾連合会の松葉惇会長によって「包括的連携に関する協定」が締結された。
この協定は、宝飾品加工製造に関する研究開発において相互に協力し、地域社会の発展と人材育成に寄与することを目的としたもの。
協定締結により、山梨県の地場産業である宝飾産業と幅広く協力することにより、地域の活性化に大きく貢献できるものと考えている。』
当協会は、公共的機関として厳正・中立に徹し、スピィーディーに宝石の鑑別・鑑定、貴金属の品位検査を行っています。
更に、各種研修会や講演会の開催、ジュエリーの入門書(ジュエリーガイド) の出版等を通じ、宝石や貴金属の知識の普及に努め、宝飾業界と消費者間の重要なパイプ役を演じています。
〒400-0866 甲府市若松町4-5 TEL 055-235-7207
山梨県内の宝飾関連3団体「協同組合山梨県ジュエリー協会」「山梨県貴金属工芸協同 組合」「山梨県宝石研磨工業協同組合」により、山梨県宝飾業界の経済的・社会的地位の向上を目指して昭和46(1971)年に設立され、平成6(1994)年には山梨県水晶美術彫刻協同組合も参加し、現在4団体で組織しています。
山梨県における最も重要な地場産業の協議機関として当業界を代表するとともに、社団法人宝石貴金属協会・山梨県宝石美術専門学校等の運営について、大きな役割を果たしています。
〒400-0866 甲府市若松町4-5 山梨県ジュエリー協会内 TEL 055-227-8080
当組合は、昭和32(1957)年5月2日、業者81名をもって創立され、当時、業種別組合としては業界最大の組織でした。
組合では現在、日本の宝飾産業をリードすべく新製品開発、業界の近代化を目指し、新作コンクール、新製品・機械工具類の展示見本市を山梨県宝石研磨工業協同組合及び山梨県水晶美術彫刻協同組合と合同での開催をはじめとして、教育・情報提供・購買・労務福利厚生・技術研究等きめ細かい事業を展開しています。
新時代に求められ国際的に通用する感覚と技術を身につけ、常にクオリティーの高い商品を製造し提供することに努め、「ジュエリーは生活文化を創ります」をテーマに、21世紀のハイセンスジュエリー創造製作集団として前進をしています。
〒400-0862 甲府市朝気1-5-23 TEL 055-235-3441
現在大きく発展した山梨宝飾産業の基礎をなした、宝石研磨業者による団体です。明治30(1897)年、業界最初の団体「甲府水晶組合」から変遷を重ね、山梨県水晶工業(協)、山梨県貴石研磨工業(協)、山梨県水晶研磨工業(協)、山梨県水晶宝飾品工業(協)、他彫刻輸出入、水晶発振子、貴石画工芸等8団体に分かれていましたが、昭和55(1980)年、山梨県の指導による山梨県水晶宝飾連合会の発足のため、それらの団体が現在の名称団体に統合されました。
家業、企業経歴は宝飾業界において一番長く、そのほとんどが加工業者ですが、最近では宝石、貴石類の輸入がメインの会社も多く見られるようになりました。
〒400-0807 甲府市東光寺3-13-25 地場産業センター内 TEL 055-232-2160
長野県中小企業団体中央会の「月刊中小企業レポートNo.269」(1999年4月号)に「山梨県宝石研磨工業協同組合(山梨)」として紹介記事があります。
組合活動は、明治37(1904)年11月、重要物産組合法によって甲斐水晶協同組合が設立されたことから始まりました。
その後、大正14(1925)年法律第28号を以て制定公布された「重要輸出品工業組合法」により、昭和6(1931)年5月山梨水晶工業組合の設立が認可され、理事長に甲府市長成島治平が当たりました。
しかし、昭和19(1944)年軍事統制強化で解散し、戦後の昭和28(1953)年彫刻品を製作している業者で山梨県水晶美術彫刻協同組合を設立、現在に至っています。
〒406-0032 笛吹市石和町四日市場1569 TEL 055-263-6951
山梨の研磨宝飾産業は、甲府北部の御岳昇仙峡の奥、金峰山一帯から水晶が発見されたことに始まります。これについては「金櫻神社」の紹介記事や「土屋華章水晶物語」を参照できます(宝飾リンク集~関連Web記事)