甲府市景観計画

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甲府市景観計画の決定と経緯

甲府市景観計画が2011年12月01日付けで公開されています。
 計画決定日:平成23(2011)年12月1日
 計画施行日:平成24(2012)年 2月1日
 甲府市 都市建設部 計画指導室 都市計画課

2 景観計画の位置づけ
 甲府市景観計画では、甲府市全域を「景観計画区」として定め、良好な景観形成に向けて緩やかな規制・誘導を行うこととしています。
 また、先導的に景観形成を図るべき地区とする「先導的景観形成地区」及び良好な景観の形成・保全について地元要望が強い地区(以下「景観形成保全地区」という。)や改善への緊急性が高い地区(以下「景観形成改善地区」という。)において「地区別景観計画」を策定し、よりきめ細やかな基準により規制・誘導を図るものとします。
 この景観計画は、景観形成に関する基本方針となる甲府市景観形成基本計画(平成20年2月策定。)及び甲府市景観条例(平成20年12月条例第23号。以下「以下「景観条例」という。)に定められた内容を踏まえて策定したものです。
 今後、市民の皆様の景観に対する意識や社会情勢の変化等に応じて、甲府市景観計画の内容の追加や見直しを随時行うなど、常に成長する計画とします。

甲府市景観条例 平成20年12月25日 条例第23号
甲府市景観条例施行規則 平成21年3月12日 規則第2号

山梨県-市町村景観行政への支援(更新日:2010年6月8日)
山梨県-景観計画について(更新日:2011年5月18日) 『現在までに景観行政団体となっている市町村は、甲府市、北杜市、南アルプス市、山梨市、韮崎市、甲州市、笛吹市、中央市、市川三郷町、富士河口湖町、早川町、身延町、小菅村、忍野村、山中湖村、道志村の8市4町4村の計16市町村です(平成23年5月1日現在)。』
現在までに景観計画の策定が完了した団体
・山中湖景観計画 (H22年5月17日策定)| 「景観計画」と「景観条例」 | 山中湖村景観計画検討委員会設置要綱
・北杜市景観計画 (H22年12月1日策定)| 北杜市景観計画(PDF 4,134 KB) | 景観計画の策定
・南アルプス市景観計画 (H23.1.31日策定)| 南アルプス市景観計画

※政令指定都市及び中核市は自動的に景観行政団体となり、その他の市町村は都道府県との協議・同意により景観行政団体となることができる
景観法(平成16(2004)年6月18日法律第110号) | 景観法施行令 | 景観法施行規則

甲府市景観形成基本計画 2008年2月

甲府市景観形成基本計画

甲府市景観形成基本計画(平成20年2月制定)が2008年4月にWebページで公開されています。
内容は次の通り
 はじめに
 目次
 第1章 甲府市景観形成基本計画の目的と内容
 第2章 景観に関する基礎的条件の整理
 第3章 甲府市の景観特性と課題
 第4章 景観づくりの基本理念と目標~甲府らしい景観づくりを目指して~
 第5章 景観形成基本方針
 第6章 実現化方策
 資料編

『第2章 景観に関する基礎的条件の整理 (5)市民が望む景観づくり(甲府市景観形成基本計画アンケート調査結果の概要)』には、平成19年2月28日~3月19日に実施された「配付数:1,090票/回収数:446票/回収率:40.9%」の市民アンケートの結果が記載されています。
『資料編 (2)計画策定の経緯』に年表が書かれていますが、今回の「甲府市景観計画」はここからスタートしたことになるでしょう。

『資料編(1)各種会議設置要領等』にあるように、平成19年4月に「甲府市景観有識者会議」と「甲府市景観形成基本計画庁内検討会」が設置されて、同年11月22日、第5回甲府市景観有識者会議で審議された「甲府市景観形成基本計画(案)」が決定、12月から市民意見募集が実施されて、翌年2月に計画決定しました。

「甲府市景観形成基本計画」の『計画策定の背景と目的』から抜粋します。

これまで甲府市では、山梨県が定めた山梨県景観条例や山梨県屋外広告物条例などを中心とする景観施策を行ってきましたが、今後は甲府市が主体的に、景観法の枠組みなども活用しながら、甲府の特徴ある景観を保全、創出する景観施策を展開するために、山梨県知事の同意を得て、平成20年3月1日に「景観行政団体」となります。
こうした背景のもと、甲府市では、景観形成の基本的方針となる「甲府市景観形成基本計画」を策定することとします。
この「甲府市景観形成基本計画」は、甲府市の景観特性や課題を明らかにし、今後、甲府市が守るべき景観や創造すべき景観の基本的な方向性(ビジョン)を示すとともに、その実現に向けて市民や事業者、大学、行政等の連携による景観まちづくりを進めていくための方針を示すことを目的に策定するものです。

意見募集 2007年度

甲府市景観形成基本計画(案)に関する意見を募集します

 甲府市は、美しい自然に恵まれた甲府盆地の中央に位置し、甲府の礎が築かれた武田氏の時代から脈々と続く歴史の中で、県都として鉄道、道路、公園、学校、官公庁施設などの社会資本が整備されるなど、山梨の政治、経済、文化の中心として発展してきました。
近年、人々の心の豊かさや精神的なゆとりがより一層重視されるとともに、甲府のまちに魅力と心地よさ、賑わいと自然の優しさが感じられるようなまちづくりを進めていくことが求められています。

 我が国のまちづくりについては、戦後の高度成長期の急速な都市化の進展で、経済性や効率性、機能性が重視された結果、美しさへの配慮を欠いたことは否めませんでしたが、近年、美しい街並みなど良好な景観に関する国民の関心が高まり、価値観の転換期を迎えています。
 また、全国では、景観に対する市民意識の高まりとともに、多くの自治体が自主的に景観条例を制定して景観施策に取り組んできましたが、自主的条例には限界があり景観をめぐる訴訟に発展するなど、景観形成に関する課題がクローズアップされることとなりました。

 こうしたことから、国においては、平成16(2004)年6月に我が国で初めての景観に関する総合的な法律である「景観法」を制定し、平成17(2005)年6月に全面施行したところであります。この法は、「良好な景観は、国民共通の資産である」などの基本理念のもと、法令に基づく実効性を付与されることとなりました。
 さらに、法では、景観行政は住民に最も身近な基礎的な自治体が主体的に担っていくべきというのが基本的な考え方です。そのため、国は自治体が景観行政に取り組む仕組みとして、市町村が景観行政の担い手となるよう、「景観行政団体」※の制度を創設しました。

 甲府市は、遠く八ヶ岳連峰や秩父連山、富士山、南アルプスなどの山々に抱かれ、市街地の背後に広がる丘陵部の田園や里山などの自然景観、市街地を流れる荒川や濁川、相川などの河川景観と、甲府城跡(舞鶴城公園)や武田神社をはじめとする歴史的な風格ある歴史景観、県都として発展してきた市街地などの都市景観が、甲府を印象づける特徴的な景観を形づくっており、これらの美しい甲府の景観を、市民共通の財産として適切な保全を図り、活用することが求められてきています。

 こうした背景のもと、甲府市では、景観形成の基本的方針となる「甲府市景観形成基本計画」を策定することとしております。
 この「甲府市景観形成基本計画」は、甲府市の景観特性や課題を明らかにし、今後、甲府市が守るべき景観や創造すべき景観の基本的な方向性(ビジョン)を示すとともに、その実現に向けて市民や事業者、大学、行政等の連携による景観まちづくりを進めていくための方針を示すことを目的に策定するものです。

募集期間】
平成19(2007)年12月3日(月)~平成20(2008)年1月11日(金)必着

計画骨子の閲覧図書
◎甲府市景観形成基本計画(案)
【第1章】甲府市景観形成基本計画の目的と内容 (267.70 KB)
【第2章】景観に関する基礎的条件の整理 (1.44 MB)
【第3章】甲府市の景観特性と課題 (2.11 MB)
【第4章】景観づくりの基本理念と目標~甲府らしい景観づくりを目指して~ (244.42 KB)
【第5章】景観形成基本方針 (1.35 MB)
【第6章】実現化方策 (347.84 KB)
【資料編】 (209.35 KB)
【参考】モデルとなる地区の景観形成構想 (526.94 KB)

※都市建設部計画指導室都市計画課(本庁舎1号館5階)及び本庁舎1号館1階総合行政案内窓口・各公民舘・窓口サービスセンター・連絡所でも、『計画案の図書』の閲覧ができます(12月3日(月)~1月11日(金)午前8時30分~午後5時30分、土・日曜日、祝日を除く)

【意見の提出方法】(省略)
〒400-8585 甲府市丸の内1丁目18-1
都市建設部計画指導室都市計画課
電話 055-237-5814(直通)
FAX 055-232-4834
Eメール (省略)