甲府城跡・舞鶴城公園

中秋の名月の集い2006

「光のピュシス」と能楽がどう結びつくのか、馴染みの無いみなさんにお伝えしようと思います。physis とはギリシャ語で能動的・有機的な自然を意味する言葉とのことです。

甲府城(舞鶴城)のほぼ全域を舞台に開催される「光のピュシス イルミネーションライブ」が2004年の暮れから「みらい山梨街おこしの会」「光のピュシス実行委員会」が中心となって始まりました。

初回は2004年12月15日~2005年3月16日という長丁場でした。
東京原宿表参道並木のライトアップなどとは異なり、色調の基本は青色発光ダイオード(LED)が使われていました。山梨県立美術館の目玉であるミレーの「種をまく人」を題材にしたイルミネーションがJR線路に面した舞鶴城北側の石垣を飾りました。LEDの総数は20万個以上とのことですが、そのケーブルの一部が盗難に遭うという事件が報じられたのは残念な事でした。このイベントには延15万人が訪れたと発表されました。

光のピュシス
「中秋の名月の集い」2005
9月17日 天守台広場 観客1,200人

舞鶴城を中心に甲府を活性化しようという「みらい山梨街おこしの会」は2005年夏に「甲府城夏祭り」、秋に「中秋の名月の集い」を開催し、第2回「光のピュシス」は2005年12月2日~2006年1月15日、平山郁夫画伯のシルクロードの世界がテーマでした。

・・・と言うことで、「光のピュシス」は甲府市活性化の「光」なのです、だから明月に合わせて能楽鑑賞もアリなのです。

2006年10月6日の満月が雲一つなく甲府城の上に輝きますようにお天道様にお祈りしましょう。『清風明月不用一銭買』
残念ながら雨のために中止になりました。


光のピュシス
「中秋の名月の集い」2005 能楽
光のピュシス
「中秋の名月の集い」2005 バイオリン演奏

光のピュシス
ピュシス協賛会員カード~2006年9月末

2005年秋頃だったと思いますが、「光のピュシス」をみんなで盛り上げようということで、協賛会員5千人を目標にした運動がありました。会費2千円で会員になると写真のようなカードが貰え、それを提示すると色々なお店で割引の特典も得られるというものです。

私も早速会員になり、カードと一緒に割引特典のある店舗一覧表や飲食店で使える割引券などをいただきました。しかし実際に使ったのは最初の頃に2、3回だったと思います。先日カード入れの中にこの光のピュシス会員カードを見つけ、気が付いたら有効期限の9月30日まで残すところ数日でした、残念! そこでこのページを作る事にしました。


過去の公式ページが見つかりませんのでブログなどにリンクしておきます。
光のピュシス
2004年と2005年の写真満載です
光のピュシス イルミネーションライブ(舞鶴城公園)
このブログはトラックバックで多数のブログ記事にリンクされています
発光ダイオード
ついでに解説記事