JR東海のニュースリリースで、2016.11.21 「塩島地区発生土置き場における環境保全について」の内容一部更新について [325.1KB] が告知されました。以下はテキスト化した当該記事です。(下線は編者による)
「塩島地区発生土置き場における環境保全について」の内容一部更新について
当社では、環境影響評価書において、国土交通大臣意見に対する事業者の対応として、中央新幹線建設工事に係る具体的な工事計画に基づき、環境保全措置を具体化した検討結果を公表することとしています。
山梨県早川町内の塩島地区発生土置き場に関して、平成27年12月に「塩島地区発生土置き場における環境保全について」を関係自治体に送付するとともに、公表いたしました。
この度、工事概要の一部を更新し、関係地域への説明を行うとともに、関係自治体に送付しましたのでお知らせいたします。
1.変更内容
・工事工程
・工事用車両の運行
※詳細は別紙をご覧ください。
※上記の他に更新内容はございません。
2.その他
・更新した資料については、当社のホームページにおいて公表いたします。
「当社のホームページにおいて公表」とは以下のページです。
「環境保全の計画」「発生土置き場の環境保全の計画」 塩島地区発生土置き場における環境保全についてPDF[2.1MB] ※平成28年11月21日に更新しました。
ニュースリリースから別紙を引用します。2015年12月17日「塩島地区発生土置き場における環境保全について」(PDFファイル)も確認しました。
JR東海の公表情報としては、2015年12月17日の「中央新幹線南アルプストンネル新設(山梨工区)工事における環境保全について」の6ページに「工事工程表」があります。
この日程と今回の塩島地区発生土置き場に関する工事工程の整合性が、私には理解できません。
2016年11月21日に更新された塩島地区発生土置き場の工事工程
早川と広河原の両非常口で、2016年第1~第3四半期(1月~9月)トンネル掘削の発生土は塩島地区発生土置き場には運ばれていない事になると思えます。
2015年12月の山梨工区起工式の後、工事の進行状況や発生土の処理について、山梨県政が把握している情報を明確に発信して、当該地域の人々はもとより、リニア中央新幹線に期待している山梨県民に安心をもたらす責務が県政にはある、と私は思っています。
早川町を走行するダンプトラックの台数増加と発生土量の関係は私には分かりかねますが、毎月300台増加が地域に与える影響はどの程度なのか、それも行政が見解を発表すべきでしょう。