甲府市中心市街地活性化

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中心市街地活性化
中活メモ 2007-11
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中活メモ 2007-11

基本計画策定委員会の提案事業(想定)など

以下は中心市街地活性化基本計画策定委員会(以下、委員会)の議事録から抜き出したものです。委員会は2007年11月2日に甲府市が策定する基本計画に盛り込む43事業を選び、宮島雅展市長に報告した事が県内各紙で報じられました。この委員会は10月30日に第6回の会議を開催し、その時には10月22日に中心市街地活性化協議会から提出された要望書も検討し、その結果としての提案になったものです。

甲府市中心市街地活性化基本計画の骨子は、平成20(2008)年4月から平成25(2013)年3月までの5年間を計画期間とし、対象地域は甲府中心市街地と定義した115ヘクタールです。
市民説明会が終了後に国と協議を始めて年度内には中心市街地活性化基本法に基づく認定を目指すと報じられました。
中心市街地の定義区域は平成13(2001)年に始まった中心市街地活性化事業の区域、110ヘクタールから5ヘクタール増えて115ヘクタールになっています。理由は舞鶴小学校近隣地域が加わった為です。

今次の中心市街地活性化基本法による認定事業では、5年の間に具体的な成果が出る事業という制約が課せられていますが、その成果をどのように評価するかについては、歩行者通行量、居住人口など4項目を甲府市としては考えていると報じられています。

11月20日(火) 19:00~21:00には、市民説明会が開催されるが広報されていますが、その前に事業案として過去5回の議事録から予想できるものを整理する事にしました。
しかし報じられた「43」という数字とは一致しません。項目が更に細分化されているのだろうと思います。

議事録から分かるように委員会には都市計画部会、商業部会、交通部会の3つの部会が編成されて審議していました。協議会からの要望が「商業関係ソフト事業、5件」、「交通・駐車場関係事業、3件」、「商業関係ハード事業、4件」と3分類、12事業案となっているので、協議会とも連携をとりながら検討してきたということが分かると思います。
 ※印-番号 は協議会からの要望と一致するものです。

このページの下の方に掲載したのは、2001(平成13)年度からのTMO事業で計画された中心市街地区域を示す図(国土交通省)と22事業の内容を示す広報記事(甲府市)の抜粋です。このTMO計画は1年~10年のスパンで実施されるものと書かれています。これについても委員会で検討された事は議事録に書かれていましたので参考にしたいと思います。

都市計画部会の審議内容から予想される事業は、
1.甲府紅梅地区市街地再開発事業
1)甲府紅梅地区再開発事業(県立宝石美術専門学校の移転)
2)甲府紅梅地区再開発事業(住宅104戸)
2.甲府駅周辺土地区画整理事業
3.甲府駅周辺拠点形成事業
4.バリアフリー基本構想による道路改良事業
スクランブル交差点~画材店までの街路を追記。道路改良事業に外灯計画も。
5.まちなか回遊道路整備事業
紅梅通り、舞鶴城周辺も
6.県道甲府山梨線舞鶴跨線橋歩道整備事業
7.まちの杜推進事業(ポケットパークの設置)
都市公園の整備=橘公園、県中央公園、県立図書館前公園
8.まちなか緑化推進事業(育苗植栽と管理)
9.案内板(サイン)設置事業
10.まちなか健やかサロン事業
商業部会の審議内容からは、
1.まちづくり会社の設置 ※Ⅰ-1
2.賑わい創出のためのイベント事業 ※Ⅰ-2
「桜座」を中心に「やまなし映画祭」、「甲府まちなかミュージックフェスタ」「幕絵を活用したイベント」等
3.空き店舗対策事業 ※Ⅰ-3
「ヴァンフォーレプラザ」「銀座町の駅」「桜座」「四菱まちづくり総合研究室」「チャレンジショップ事業」「家賃補助事業」等を継続してさらに発展を図る。
4.一店逸品事業 ※Ⅰ-4
現在も商工会議所において一店逸品委員会の研究をしている。多くの店の参画を持って委員会を結成しそれを普及活動し各店のレベル向上を図る。
5.商業デザインコンテスト事業 ※Ⅰ-5
これは今後の話になるが、商店の内装・外装、美観向上のためにコンテスト等を開いて向上を推進する。
6.オリオン通りアーケード新設 ※Ⅲ-1
これは長い歴史があり40年以上になるアーケードを紅梅町再開発に合わせて一新する。
7.コリド桜町アーケード撤去 ※Ⅲ-3
現在ある「桜座」付近のものをすっきりさせるために撤去していきたいが、コンセンサスが十分ではない状況である。
8.「甲州夢小路」 ※Ⅲ-4
甲府駅北口、山手門東側に古民家等を建て、飲食、県産品の販売を行うという今後のプロジェクト。
9.ポイントカードシステム事業
中心商店街が属している協議会の場面でこれを皆様と検討してきた。前向きにこれからも取り組んでいこうということだ。
10.ホームページ「甲府城下町」の拡充
現在、中心商店街の20店あまりの参加を増強し、さらに充実した内容とする。
交通部会の審議内容からは、
1.バス定額乗車券の発行 ※Ⅱ-2
2.自転車利用促進策
1)駐輪場の整備
2)レンタサイクル事業
3.継続的な市民意識の啓発活動
4.レトボン再生事業 ※Ⅱ-1
5.桜町四丁目商店街協同組合が取得した土地活用した活性化事業 ※Ⅲ-2
駐車場をベースにした事業 ※Ⅱ-3、
2004年3月23日策定シビックコア地区と中心市街地区域 110 ha
平成16年3月23日策定シビックコア計画地区
2001年3月からのTMO22の事業計画
2001年3月からのTMO22
 

このページに掲載のテキスト・画像は甲府市、商工会議所、国土交通省などで広報されていたものを編集して掲載させていただいています。