甲府の街づくり

国土交通省関東地方整備局(官庁営繕事業)  甲府地方合同庁舎(仮称)・公務員宿舎甲府住宅(仮称)整備等事業(H24_2012年1月完成予定)と記録されています-平成23_2011年度事業概要(PDFファイル)
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合同庁舎館内案内
画像は2017年2月に甲府税務署を訪問した時の撮影です
甲府地方合同庁舎(仮称)で、2012年2月13日に税務署が執務開始になります。その他の入居官署を国土交通省関東地方整備局サイトから確認しました。
2月6日から甲府財務事務所と甲府地方法務局が業務を開始、庁舎を管理するのは甲府財務事務所とのことです(UTYニュースの星 2/06 18:50)

甲府地方合同庁舎(仮称)・公務員宿舎甲府住宅(仮称)整備等事業、がこの件のホームページらしいです。「更新履歴」で時系列的に分かります。
甲府地方合同庁舎(仮称)・公務員宿舎甲府住宅(仮称)整備等事業 『このページでは、「甲府地方合同庁舎(仮称)・公務員宿舎甲府住宅(仮称)整備等事業」の情報について公表しています。 』

この整備事業の民間事業者、フジタグループの中核として株式会社フジタの 実績紹介ページでは「事務所・庁舎」の中に「甲府地方・家庭・簡易裁判所合同庁舎」のみ掲載されています。
甲府地方合同庁舎はPFI事業として平成34_2022年3月31日までの契約です。

落札者の提案イメージ図
提案イメージ図
本図は、参考資料として提出されたものであり、
実際の建築イメージとは異なる場合がある。

2009年2月5日-甲府地方合同庁舎(仮称)・公務員宿舎甲府住宅(仮称)整備等事業 民間事業者の選定
2009年6月9日-甲府地方合同庁舎(仮称)・公務員宿舎甲府住宅(仮称)整備等事業 民間事業者選定結果
平成21_2009年2月4日に開札・総合評価を実施し、フジタグループを落札者として決定した。
 構成員:株式会社フジタ、オリックス・ファシリティーズ株式会社
 協力会社:株式会社日本設計、日本電設工業株式会社
■提案概要
【庁舎】
・建物階数:地上10階,地下1階
・延べ面積:約18,750㎡(駐車場等含む)
・容積率 :約440%(計画敷地面積:約3,430㎡)
・建物高さ:約40m
・構造 :RC造(免震構造)
・緑化率 :約30%
【宿舎】
・建物階数:地上10階
・延べ面積:約4,280㎡(駐車場等含む)
・容積率 :約290%(計画敷地面積:約1,200㎡)
・建物高さ:約30m
・構造 :RC造
・緑化率 :約40%
6.審査講評
(1) 総評
本事業は、公務の効率的かつ効果的な実施に資する合同庁舎の整備等の実施を図る一方で、限られた敷地の中で、庁舎・宿舎・立体駐車場等の整備を行い、諸条件において様々な創意工夫が求められる難しい案件であった。
落札者の提案内容は、このような制約条件の中、全体として、要求水準書を満足するとともに、本事業の目的を達成するため、一定の工夫が認められる提案であった。

2008年2月26日-甲府地方合同庁舎(仮称)・公務員宿舎甲府住宅(仮称)整備等事業の民間事業者 の募集について
【参照・「民間資金等の活用による公共施設等の整備等の促進に関する法律」(平成11_1999年7月30日法律第117号)
『関東地方整備局は、既に平成20_2008年2月28日、同法第5条第3項の規定により、本件事業に関する実施方針を公表し、さらに、事業化の検討を行った結果、平成20_2008年6月20日、同法第6条の規定に基づき本件事業を選定した』

国土交通省 関東地方整備局 営繕部 甲府地方合同庁舎(仮称)・公務員宿舎甲府住宅(仮称)整備等事業
入居予定官署【2009.06.05】
 関東管区行政評価局山梨行政評価事務所
 東京入国管理局甲府出張所
 甲府地方法務局
 関東財務局甲府財務事務所
 東京税関山梨政令派出所
 東京国税局甲府税務署
 関東農政局山梨農政事務所
 関東農政局山梨農政事務所甲府統計・情報センター
 自衛隊山梨地方協力本部
事業期間:事業契約締結日から平成34(2022)年3月31日まで【2009.02.05】
事業内容:PFI事業(BTO方式)による甲府地方合同庁舎(仮称)・公務員宿舎甲府住宅(仮称)の設計、監理、建設、維持管理・運営業務

甲府駅北口グレーに統一 「シビックコア地区」協議会で決定(山梨日日新聞 2009年08月21日)
JR甲府駅北口再開発で官公庁や情報産業を集積させる「シビックコア地区」の第2回関係者連絡協議会が20日、甲府・中央消防署で開かれた。
景観の調和を重視し、市が整備する駅前広場の石張りとペデストリアンデッキ(歩行者用デッキ)の色調をグレー基調で統一することを決めた。
甲府市都市建設部によると、同地区へ移転するNHK甲府放送局が茶系、国合同庁舎がグレー系の建物となる予定。
連絡協では、統一する色として茶系も候補に挙がったが、最終的に、同地区に隣接する舞鶴城公園の石垣や屋根瓦、しっくい、武田神社境内から駅前広場に移築し、墨と白に塗り直している藤村記念館の色合いに合わせることにした。
 ・歩道を明るいグレー、広場を濃いグレーを基調とした3色の御影石張りにする。
 ・街並みに原色を使わない方針から、歩道の点字ブロックは従来多くみられる黄色ではなく、白の御影石張りとする。
 ・周辺に建てられる民間の建築物にも、原色を使わず淡い色彩を採用するよう協力を求める。
また、同地区内の公共的施設の景観形成基準について、
 (1)圧迫感のないよう道路から建物壁面までの距離を広く取る
 (2)外壁や屋上に設置されるタンクや空調の室外機などは露出しないよう覆う
 (3)緑化に努める
などを定めた。同地区は広さ8.1ヘクタール。市が駅北口に駅前広場やロータリーを整備し、新県立図書館なども立地する。
甲府市 > まち・環境 > 都市計画 > 施策・事業 > 新都市拠点整備事業 「甲府市シビックコア地区整備計画」が記録されています。
地域の人々の安全で豊かな生活を支える官公庁施設と民間建築等が連携して、そこで暮らす人々の利便性の向上と、関連する都市整備事業との整合を図った計画を策定し、魅力と賑わいのある都市拠点地区の形成を推進してまいりました。

地区面積:8.1 ha/国の同意:平成16_2004年3月

施設及び機能の配置
 (1) 山梨文化会館(既存)…文化情報発信施設
 (2) 甲府市歴史公園…歴史体験・学習機能
 (3) よっちゃばれ広場…イベント対応機能
 (4) 北口駅前広場…バス・タクシーの交通ターミナル機能
 (5) 官庁サポート系業務施設…司法書士・行政書士等の事務所他業務機能、飲食・物販機能
 (6) NHK甲府放送局…文化情報発信機能
 (7) 甲府中央消防署・自転車駐車場…中心部の防災拠点
 (8) 新合同庁舎…国の行政機関のうち9官署を集積
 (9) ベルクラシック甲府(既存)…バンケット機能、コンベンション機能
 (10) 甲州夢小路…地場産業と一体となった観光拠点機能
 (11) 県立図書館・高度情報化拠点…生涯学習の基盤施設
2004年03月24日付けの読売新聞が報じました。
JR甲府駅北口で国の合同庁舎を中心とした街づくりを進める「シビックコア地区整備計画」について、国土交通省は23日、甲府市が提出していた計画書に同意した。事業化のゴーサインが出たことで、同駅北口一帯では新年度から、交通ターミナルや歴史公園の整備、県立図書館の誘致などが本格化する。

2003年常任委員会視察として2003年10月1日~2日に岡崎市・浜松市の シビックコア視察記録 が甲府市議会野中一二議員のホームページに掲載されました。

2003.06.17(火)、今日の朝日新聞が、
「甲府駅北口整備 計画案来月まとめへ - JR甲府駅北口地区を多目的広場や歴史公園などの3ゾーンに再開発する「甲府市シビックコア地区整備構想」について、同市は16日、7月中旬にも計画案をまとめ、国土交通省関東地方整備局に承認を求める方針を明らかにした。市は今年度中にも、南側の舞鶴城公園と一体とした歴史公園事業を始め、07年度までに県都の玄関口を一新したい考えだ。」
と書いていましたので、ふと「シビックコア」という単語を思い出したのです。ハードディスクを探していたら、以下のメモとリンク集を見つけました。これははじめて野中さんのホームページを見た時に、議会報告記事の中で全く知らない言葉に出会い調べてみた時の記録だった事を思い出しました。どこかの掲示板でコピーしたものだったかも知れませんが記憶はありません。リンク集は自分が調べる為に作ったものでした。

メモ1-街の中で銀行が一番大きな立派な建物で一等地に立地をしていた時代、銀行が閉まると、街の賑わいの中でその周辺だけが暗くなり、休日には商店街の中で、そこだけに穴があく、そんな街があちこちにあった。シビックコアに入った官公庁の建物が、それと同じ状況をもたらさないようにすることも、計画の最初から考慮せねばならないことの一つ。箱だけ作るから中身は任せると言われるなら良い。しかし、箱を作ったのだから中身も運営管理も口を出すよ、と言われたらどうする。
メモ2-さいたま新都心の官庁街の開放について 議事録 平成12_2000年12月11日 井上正則議員
『1号館・2号館などの官庁街の状況に目を向けてみますと、平日とは一変し、新都心の目標の1つでもあるにぎわいがないのが実情であります。これでは新都心ではなく「しーん都心」ではありませんか。』(埼玉県議会の議事録から)

野中さんは6月定例会(2003年)で北口開発についても質問され、その原稿がいつものようにホームページに掲載されています。「甲府の再生」 ここで論じられた「県立図書館の移転」については宮島市長の個人ホームページにも6月10日付けで、市長のご意向を報じた記事が転載されています。「歴史公園の活用」については、まさに「歴史をゆがめるような情報は提供しないようにする」という事が大切な事ですから、以前にも指摘されていたような、「土器を埋めておいて小学生に掘り出させるイベント」などと言うものは、県立博物館では決してやって欲しくない事ですね。「甲府城天守閣築造計画」というのがあるらしい、これも歴史をゆがめることにならないのでしょうか?

「市内観光資源の活用」という提案は、これまで甲府を愛するこの方のホームページでも、明確には見えていなかった事です。もちろん「甲府市北部は宝の山」という記事などで、それを伺い知ることはできたのです。今度は、「府中五山遊山記」という記事で、五つのお寺を回った探訪記を掲載されました。議会質問を補足し実現に向けて展開する形の記事として、これは素晴らしいと思いました。

「シビックコア」という現代、近未来を象徴する施設と「府中五山、北山野道」という歴史に学んでいく広大な観光企画、そして「歴史公園と舞鶴城(甲府城)」に象徴されるような幕藩体制の中にひとつの中枢として位置づけられた甲府、山梨の姿。可能なら更に「甲府連隊、甲府空襲」の記録・史料館も添えた企画が欲しいところです。

いずれにしても、単なる箱物行政だと笑われない北口整備開発が進行するように、この方は議会やホームページを活用して市民の代理人、行政監視役としての活動を続けていかれるだろうと期待しています。

シビックコア(Civic Core)リンク集

以下のリンク集はとりあえず掲載、一度は読んだはずですが、すっかり忘れております。リンク切れは未確認です。

国土交通省シビックコア地区整備制度
北海道開発局・官庁営繕事業概要
釧路 平成8年2月29日
旭川 平成10年4月10日
八雲町 平成11年5月14日
釧路 シビックコア
北海道開発局営繕部長 佐々木良夫氏 まちづくりに貢献できる官庁施設整備を
東北地方整備局 シビックコア地区整備制度
二戸シビックコア地区
中部地方整備局営繕部/シビックコア
整備事例(1)おかざきシビックコア
整備事例(2)浜松市シビックコア地区
平成14年度 中部地方整備局予算概要要求(中部地方整備局)
岡崎市 安全で住みよいまちづくり
岡崎市 地域活性化フォーラム
全国9番目のシビックコア 建設省が計画承認-四国新聞社 サンポート高松
関東地方整備局
甲府市 市議会便り(市政質問)
甲府市市議会便り(常任委員会 審査の主な内容)
シビックコア地区整備事業における地区の選定についてただしたのに対し、甲府駅周辺は候補地の一つではあるが、本市の現況を分析するなかでシビックコア地区を核とした市内公共施設のグランドデザインを構築した段階で、国との協議により決定し、平成十二年までには基本方針を策定する予定であるとの答弁がありました。
甲府市議会だより(第122号)
現場から9712 鹿島建設 さいたま広域合同I工区建築工事
---- 以下、関係団体、業界系、リンク集 ----
地域づくり百科(財)地域活性化センター
公共建築協会 シビックコア
まちづくりの基礎知識(財)愛知県建築住宅センター・愛知ゆとりある住まい推進協議会/リンク集
AECnetwork Link -academy-リンク集
建設通信新聞 リンク集
中心市街地活性化 佐藤工業のページ
中心市街地の現状理解のための参考指標